つくば市 中学生の社会について

「地理・歴史・公民の社会の勉強法はどんなものがあるでしょうか？」という問いをしたときに出てくるのが、暗記です。

社会は暗記だと言われるくらい暗記するものが多いので、暗記という言葉が出てくるだろうと思います。

暗記が得意だという人や苦手だという人もいますが、私が今まで教えてきた生徒はだいたい暗記が苦手でした。

なぜ苦手かというと、暗記することをめんどくさがっていたからです。

人間は負の感情を痛みだと認識して、それを排除しようとする働きを持っています。

めんどくさいという負の感情は排除されるので、いやいや暗記したものは良くないと判断され忘れてしまう傾向にあります。

ですので、まずはめんどくさいとか嫌だという感情をやめることから始めなくてはいけません。

しかし、自分でコントロールすることは難しい（嫌だと考えることをやめるのは難しい）ので、できればそういう切り口ではないところから攻めるといいです。

その中で私が一番オススメしているのは、教えるということです。

自分に教えるでも構いませんし、友達など他人に教えるでも構いません。

人に教えるということは口に出します。

以前、国語で音読しましょうとブログに書きましたが、声に出すことで聴覚からも脳に刺激されます。そのため頭に残りやすくなります。

また、知識はインプット（入力）とアウトプット（出力）を行わなければ知識とはなりません。つまり、情報を知っていても使わなければ不要のものと認識されてしまうのです。

ですので、口に出すというアウトプットをすることで情報を使うと認識させ覚えるのです。

近年では教えるという行動が最も学習効果の高い行動とも言われるようになっているのだそうです。

教えるということを一度周りの人に試してみてはいかがでしょうか。